2011/09/14

Over the Wall.

今週末(9月17、18、19日)マダラオ高原 豊田スキー場で開催される
3か間のパーティー OVER the WALL に板を持って遊びに行きます。ライブやDJ、スノーボードムービー試写会、ライブペイント、板の展示などがあります。
音も映像かなり面白いと思います。
Replant のShin Biyajima の目線映像が見れる "INSIDE OUT" おなじみYONE FILM による ”LIVE NATURALY” 4作目の一部(全部?)など、自分的にもかなり楽しみな映像が見れるので、是非是非一緒に盛り上がりましょう。
自分は3日間とも居るので板が見たい方、説明を聞きたい方、気軽に声をかけて下さい。
では。
gk

2011/08/30

Peace Culture Network in 大町

Peace Culture Network

ー時代を切り開くスケートボーダー、未来を塗り替えるスノーボーダー、ルーツであるサーファー達のカルチャーにドップリハマって見て下さい。



今週末(9月3、4日)爺ガ岳(ジイガタケ)スキー場の麓、シャンティロッジ(Alut Movement) にてスケートボーダー/スノーボーダー/サーファーたちによるアート作品を展示/販売するイベント Peace Culture Network を開催します。 本イベントは参加アーティストたちによる東日本大震災の復興支援イベントとして日本中の横つながりスポットを回っています。
イベントで販売された作品の売上は被災地に全額寄付されます。

参加アーティスト:
MIT, Yuta, Jahi, 247, Takashit, U39, Yoshiro Higai, Wooden Toy, Daisuke Tanaka, Bly, Canbin, Goro Komatsu, Tsutomu Endo, Masa Tabata, Nabe-san and more.....


第一回STYRUS(東京) /第二回MO3 Store(平塚)  に続く今回の会場 "Shanti Lodge" は、山と湖とそばとりんごとグリーンボウルとリプラントとアウトフローなどで有名なスノー文化のメッカ、今の自分のホームタウン・長野県大町市にある、自然に囲まれたナイス・スポットです。スキー場のいわゆるレストハウス的な位置にあってかなり開放感があります。コーヒーやアルコール類も飲めるほか、カレーなど食べ物も美味しい。店内にはヨコノリショップ Alut Movement もあり、ちょっとしたスケートセクションもあります。http://www.shanti-lodge.com/

イベント初日(3日)は同会場でレセプションパーティーを行います。
(19:00~24:00)
247率いる、大自然パワー全開のオリジナル・ぶっとびサウンド・クルー "AFJAKA" や長野菅平 Green Lab crew によるバンド "Fighting Farmers (with Taka G)" のライブ、U39 aka Yen(Endekashi, Replant) と Daisuke Tanaka aka Dee(OWN) によるライブペインティングなどが行われます。
パーティーの入場料は募金制(出来れば500円以上)です。
(4日は作品の展示のみで無料です。open10:00~18:00)

ではでは、 タイミングあう方、無理すれば来れる方、この機会に是非遊びに来て下さい。
お待ちしています。

2011/08/14

Shin Biyajima @ World heli challenge

ついに World Heli challange の結果が発表されました。
なんと、Shin は総合3位と言う結果。去年に続き2年連続で入賞したのはとてもすごい事です。しかも、2日目 Extreme day の方の順位だけ見れば1位だったようで、かなりの快挙です。動画で見る限り1日目の Freestyle day はかなりイケイケに滑ってるなー(特に2本目)、あの斜面で競い合うなんてなかなか恐ろしいな。と自分は思いましたが、Extreme day の Shin はかなり冷静に自分の滑りをしてる感じがあって、攻めつつ、攻めすぎずで、確かに良いとこ行ってます。と、評論は良いとして、とにかくおめでとう!!仲間としてスゲーうれしいです。
「日本人ぽい滑り」のイメージ(?)とは違う感じがよかったね。
イェイ!シンちゃん!!!おめでとー!!!
来年はオレも行っちゃうかー!!???

gk


見てない人用に埋め込んどきます。

2011/08/11

World heli challenge 動画

world heli challange の動画がホームページから見れます。チェックイットアウト。
http://worldhelichallenge.com/
ホームページ上の 「Athlete」 ってとこを押すと出場者の名前が出てくるのでそこをクリック。 →各ライダーの ページに動画リンクがあります。
Shin の滑りもバッチリみれます。
何ともヤバい、イベントだ。かなりリスキー。ほとんどのトッププロもちびるかもね。 相当なスキルと経験値とコミットメントがひつようだね。
それにしても自由度の高いコンテストだ。どこ滑るかかなり迷う。
出てみたい気もするし、結構本気で怖い気もする。
Big respect Shin!!
でも、freestyle 2本目は危なすぎでしょ。
みたら、「順位なんかどうでも良い」って思っちゃったけど、順位は今日発表されるようです。
あ、しかも慎ちゃん今日誕生日じゃん。

ヤママン。
gk

2011/07/31

明日トブそうです。

World heli challenge 
明日が初日 Freestyle day になりそうだと言うことです。
New Zealand Local とも言えるShin(12年目) はかなり満喫しているようで、
Riding も調子良さそうです。 「snowboarding 最高!!」な感じを Facebook 上にアップしていました。ついでに明日滑るエリアの写真も出てたけど、これはテンション上がるわ…。
このエリアのどこかに作られたキッカーさえ飛べばあとはどこでもオッケー。自由なんだって。それを2本出来るらしい。お、オレも出たいっす。……。
慎の滑りも早く見たいな。

GK

2011/07/29

Peace Culture Network

 Pro Skater の MIT くんの声かけで始まったイベントの紹介です。
Snowboarder, Skaterたちのオリジナルワールドネットワークを中心に広がる文化から生まれた独自のスタイルを持つアーティスト達の復興支援作品展。
Peace Culture Network
先月は東京のショップ Styrus で開催され好評を得ました。今回は7月29日〜8月1日まで平塚の MO3 Store でやってます。
Replant からは このフライヤーを書いた U39 aka Yen, と 247, そして自分も出展しています。というか、出展者はみんな自分達の友達です。ヨコノリストのアート。タイミングの合う方はぜひ行ってみて下さい。
MO3 Store は海のすぐ近くなので、海ついでにもどうぞ。
ピース。

gk

World heli challenge 2011

New Zealand で行われる Extreme と Freestyle の King を決めるコンテスト World heli challenge が今年も開催中です。日本からは去年準優勝に輝いた Replant の Shin Biyajima が参加しています。ホームページによると今年は雪が多くて選手がたどり着けず開催が遅れているとか…。うらやましーっす。その名の通り Heli を使って最高の斜面&雪を滑るコンテスト。大会離れして長い自分も出てみたいくらいです。
天気が落ち着けば、明日明後日から(ヘリが)飛べるようなので、また情報が入り次第報告させて頂きます。
英語が読める方はこちらでチェック。
http://worldhelichallenge.com/
がんばれシン!!!

GK
ご無沙汰ですいませんです。

2011/05/10

Nagano trees

Jan.21/11
長野のトゥリーはタイトなとこが多いです。
most of the Nagano trees are steep and tight.

Shin Biyajima Snowskate



これ見た事あります?
スイスからスノースケートしに来たクルーと慎ちゃんがセッションした時の映像です。
たぶん彼は日本人で一番上手い(?)。
(スノーボードもヤバいよ!)
Replant team member Shin Biyajima's snowskate part.
made by Swiss snowskate crew "09-10".
Shin took care of them when they came to Nagano last season(09-10).
yeah Shin.

2011/05/08

奥只見試乗会

5月3〜5日の3日間。
奥只見丸山スノーボード場で Green Lab が企画してくれて誘ってくれた試乗会に行ってきました。知っての通り(知らなかった?)ギリギリの決定→告知だったので、かなりゆっくりでしたが、来てくれた人とよりじっくり話せたり出来てよかったです。
奥只見は、この時期でも普通に楽しく滑れるので滑りも楽しめました。パークもすごいのがあるんですが…自分は3日間ともスノースケートしかしなかったので、一番小さいパークビギナー用のちっちゃいジャンプなんかで遊びました。
スノースケート(Lib-tech の2枚板)やばい。ちょおおおおおオモロかった。かなり上手くなったよ。といっても、スノーボードとは比べられないけど、とりあえず奥只見のフリーランは最高に楽しめた。最初から最後まで集中し続けたり、いちいち緊張したり、15cmぐらいの段差が縁石みたいに遊べたり、春雪スラッシュが(大げさに言うと)パウダーターンぐらい気持ちよかったり。良い。あのコンディションでスノーボードだったら、かなり攻めるしかなかっただろうな。Green Lab の二郎ちゃんも数本滑って、かなりハマってた。「来年買おう」発言もしてたし。スノーボードとスケートボードの両方の要素があって、スケーター・スノーボーダーの自分としては相当面白いノリモノだ。
ってこれ、何のブログだっけ?
All mountain Freestyle+Freeride な Replant の板は冬のパウダーも春のシャバシャバ雪も楽しめます!!!試乗してくれたみなさんも喜んでくれました。
よろしくぅ。
 Replant booth. ボードケースと雪ブロックで板を並べました。なかなか良いでしょ。

Green Lab booth. 半分は試乗会、半分はお店。Tシャツなど並べてました。
奥は川崎屋のたこ焼き屋さん。メチャうまです。

2011/05/02

Replant snowboards 2011



来期より全てのモデルに全てのGraphic が選べる様になります。(Top sheet のみ)
 (=たとえば Radar に Selector graphic とかが出来るという事です。)

オーダーは時期は3回に別れています。
1st / 5月15日 → 9月15日 納品  ¥95,000(¥99,750)
2nd / 7月30日 → 11月30日 納品 ¥95,000(¥99,750)
3rd / 9月30日 → 12月30日 納品 ¥110,000(¥115,500)

基本の値段は¥95,000(¥99,750)ですが、3rd オーダーのタイミングは短期間で作るため値段が上がって ¥110,000 (¥115,500)となります。なので、出来れば2nd までにオーダーして下さい。
オプションで、信州の林・カラマツの間伐材からうまれた山喜エコ・コアを選ぶ事が出来ます(+¥6,000)。
ベース素材をシンタードベース(←メンテナンスしやすい)からグラファイト(←速い)に変える事も可能です(+¥10,000)。

オーダー用カタログは製作中です。
遅れて申し訳ありません。

奥只見試乗会。急ですが参加します。

毎度、急ですいません。
明日5月3日から5日まで奥只見で開催される試乗会に参加します。
Green Lab 主催です。
もちろんReplant も板持っていきます。
来れる方は是非来て下さい。
Snowboarding しましょう。
日焼け対策忘れずに。


小松吾郎

Donate for change/石巻復興支援トリップ

4月24日〜27日まで石巻市に復興支援トリップに行ってきました。
詳細を Donate for change の方にアップしたので、
興味のある方見て下さい。
http://donateforchange.blogspot.com/



小松吾郎

2011/04/22

Live Naturaly3.5

Live Naturaly3.5
YouTube にアップしました。

2011/04/20

do you recognize that toy?

K-ta Yamazaki @ tsugaike session

2011/04/18

328

こちらもアツい!!っていうかマジすか? これは要チェックです!?
写真はプロスキーヤー児玉タケさんのブログから勝手に拝借しました。

Snow photographer's act/俺たちに出来ること 雪を愛する15人の写真家たち

いつもお世話になっているスノーフォトグラファーのみなさんが一堂にあつまってのチャリティー写真展をやるそうです。15人の方のベストショット5枚が集まるとの事なので、かなり面白そう。というか最高でしょう。自分としてはかなり興味あります。久しぶりに心から見に行きたい。そう思うイベントです。しかもたった一日…見たい…行くしかない…。


詳細は

:  4月30日(土) 10:00~ 18:00  
: パタゴニア  
ゲートシティ大崎  
: 参加フォトグラファー   大下桃子 Kage 亀田則道 木下健二 桑野智和 
小橋城 佐藤圭  杉村航 
菅沼浩 Hi_6 樋貝吉郎  山田博行 渡辺智宏 
渡辺正和 渡辺洋一        

それにしてもこの雲の写真ヤバい…。

Donate for change!

知っている人は知っていると思いますが、先日よりナント募金を始めました。募金するんじゃなくて、してもらう方です。
東日本の復興支援として、次回東北地方にボランティアに行く際、避難所へ支援物資として下着をもっていくための購入資金になります。
赤十字とは違った形のサポートも必要なんじゃないかな?
と半ば自分勝手に考えはじめ、現地でがんばっている友人達の話なんかも聞いたところ、下着類なんかは全然需要ある(必要だ)とのことだったので、それをもっていこうと思っています。が、自分1人だとどうにも限界が低いので、活動に賛同してくれる人に助けを借りていきたいと、始めさせて頂きました。
オフィシャルのスタートは先週金曜日(15日)でしたが、すでに8万円の資金が集まっています。最低目標金額が10万円(あくまで無理ない程度)だったので、ちょっと驚いています。先月の物資集めのときもそうでしたが、信用して活動をサポートしてくれるみなさんには、ホント感謝・感謝・感謝です。ありがとうございます。みんなの気持ち、みんなのパワー必ず届けます。自分もこういった活動もですが、本業のスノーボーディングでみんなに元気を届けられるようがんばろう!とより強く思う毎日です。
ありがとうございます。

そのプロジェクト"Donate for Change" の専用ブログもつくりました。そちらも見て下さい。
読んでみて「良いじゃん!」と思ったらサポートもお願いします。
http://donateforchange.blogspot.com/

小松吾郎

Macky's video part

Replant  
Masaki "Macky" Kitae
Think thank crew ともセッションしてる横浜・白馬スタイラー
マッキーの動画。
Check it out!
http://youtu.be/d3iWQW5o7UQ

2011/04/07

4月9−10日 天神平(群馬県水上)試乗会イベント

今週末はここいきます。試乗ボードは少ないですが、Replant crew 数人参加する予定です。今シーズン数少ないセッションの1つなので、がんばれば来れる人は是非、スノーボードしましょう。

2011/03/29

合同試乗会の場所&時間について

試乗会の場所が変わりました。
栂池高原ゴンドラ中間駅ではなく、ゴンドラ山頂駅のちょっと下にある
”カフェテリア栂の森” の前です。
時間は二日間とも9時30分〜14時30分
です。
お間違え無く。


gk

4/2,3 Replant, Outflow, Green Lab 合同試乗会のご案内




案内遅くなって申し訳ありません。
長野県小谷村の白馬栂池高原スキー場にて Replant, Outflow, Green Lab の合同試乗会を開催します。
震災、原発、燃料の問題など、様々なハードルはあると思いますが、来れる方は是非一緒に Snowboarding しましょう。
ブログに描いている通り、自分も支援活動などやらさせて頂いています。そんな中、2日前震災後初の snowboarding をしました。運良くコンディションがよかったこともありましたが、改めて山の魅力 snowboarding の持つポジティブな影響力を感じました。もし、何か感じる物がありましたら、是非足を運んで下さい。お待ちしております。


Replant 
小松吾郎



DATE::4/2(sat),3(sun)
PLACE::長野県白馬栂池高原 スキー場、ゴンドラ途中駅・ケンタッキー前
       白馬栂池高原スキー場 HP>>
 http://www.tsugaike-kogen.com/  

Brand::OUTFLOWsnowboards, replant, Green lab



仙台&東松島



山形から帰った後、今何をするべきか考えながら、数日普段通り過ごしていました。そこへ仙台市の友人から連絡が入り、多くの避難所で物資がまだ殆ど届かず、被災地はかなり過酷な状況で、(こちらから)何か出来ないだろうか?と言う電話でした。「すぐ動こう。」ちょうどその前日、何人かの方から物資提供の話を頂いていたから、すぐ連絡して物資を集めてもらいました。人から人に繋がって、一日でハイエース満載の物資が集まり、次の日(22日)の昼に出発する事が出来ました。今回は警察署で緊急車両として登録出来て、高速道路料金が無料になったり、一般は入れない道に入れたりしたので、金銭的にも時間的にもかなり楽になりました。燃料の確保も優先的にやってくれるという事でしたが、そこには甘えない様に40Lの軽油を積み、各地で少量給油をしながら北上しました。事前に山形から仙台には行けると聞いていたので、今回も日本海側から山形を通るルートで行く事にしました。大町市から山形市は7時間近くかかります。夜被災地(仙台)についても動けないと考え、山形の西田タカシの家に一晩お世話になりました。タカシは前回僕らがいった後も、沢山の支援グループのガイド的な役割を果たして、何度も被災地に足を運んで頑張っていました。
6時に起きて荷物を積みなおして、7時過ぎに出発、緊急車両の特権をいかして閉鎖中の高速で仙台へ向かいました。連絡をくれた仙台の友人ナルミさんに連絡を取ると、同じタイミングで東京からDRM1KのMITくんが向かってると言うことで、一緒に動く事になりました。
仙台に着くと、(こう言うと失礼かも知れませんが)街は一見普通に見えました。車が行きかい、沢山の人が街を歩き、信号や商店の感じから、電気が来てるのが分かりました。でもよく見ると、色んな場所で壁が剥がれ落ちていたり、ありえない方向にひん曲がった電柱や建物がちらほらと見えてきて、いきなり一個だけ付いてない信号機で危なく突っ込みそうになって、スピードを緩めました。
ナルミさんの会社は仙台の卸町と言う所にあって、海も近く、大被害があった場所から信号6個しか離れていません。高低差は殆どないのにそのエリアが助かったのは、高速道路の土手が防波堤の役割を果たしたからでした。僕と同乗の西山 勇 、ほぼ同じタイミングで到着したMITくん と伊藤くんで、再会したナルミさんの無事を喜びました。話を聞くと仙台市はようやく物資が届き始め、ご飯も2日前から3食食べれる様になったということで(それまでは家族4人で一日おにぎり1個だったとか)、物資はナルミさんの知人が避難している東松島市の避難所に届けることになりました。東松島市は仙台市からから4、50分程北東にあります。仙台市や隣の石巻市同様に被害は大きく、高速道路を降りて直ぐに今回の震災の壮絶さを目の当たりにしました。川にはガレキや流された家、車などが散乱し、海岸から2kmほど内陸にある45号線も、やっと車線二台分だけ片付けられた様子で、周りには瓦礫や砂、泥などの堆積物が大量に溜まっていて、その横の田んぼや畑があったであろう場所は、未だに水が引かないまま池のようになっていました。ところどころに家の一部分が浮いていたり、車が刺さっていたり、想像を絶する景色が何キロも何キロも続きました。いたるところで自衛隊員が道路や建物から瓦礫を取り除く作業を続け、地元の方が残された家から泥を出したり、片付けを始めていました。
物資を配達した場所は、矢本町と言う町の高校で、そこには約300人が避難しているとの事でした。通常、避難所とされている場所は全て一杯になってしまって、否認可で急遽使われている場所でした。その避難所は、近くの水産加工場の止まった冷蔵庫から食料の提供があったらしく、(その時点では)食料より防寒着、毛布、マット類などが欲しいと言う事で、それらの物資を中心に荷物を降ろしました。東京クルーの支援物資は食料中心だったので、そこからほど近い別の避難所に届ける事になりました。その場所が何の施設かは覚えていませんが、町役場の様なその避難所には60人程が避難していました。ぎりぎり食べる分は届いているようでしたが、食材の配達は大変喜ばれました。
避難所のなかは、1人畳一畳分ほどのスペースにダンボールと毛布を敷いてもう一枚の毛布をかけて寝ている様でした。自分のスペースに幾らか持ち物をおいている人も居ましたが、何もおいていない人も沢山いました。ダンボールがむき出しになっている通路には、子供達が絵を書いていました。「退屈だからね。」とオバちゃんが笑いました。避難している子供のなかには今年学校を卒業する子もいたから、みんなでお菓子などを持ち寄って卒業式をやってあげたと教えてくれました。
どちらの避難所でも感じた事ですが、沢山の人が力と知恵を合わせて、協力して、前向きに、震災に立ち向かっています。最悪の状況に負けずに復興を目指しています。原発の問題もあり、これからどうなっていくかは今の時点では分かりませんが、伸ばせば手が届く所にいる自分たちも、可能な限り手を差し伸べるべきだと感じます。現場は、地元の人たちだけではもちろん、システム(国)の力でも救いきれる状況ではありません。人が人を助ける為に動かなければ、システムの想定を超えたこの震災の犠牲者は増えていくばかりです。
配達を終えて、帰る前に仙台の1番被害が大きかった場所を見て来ました。本当に本当に見るだけでも辛い、ひどい光景が広がっていました。「ガレキをどけるだけで何年かかるんだろう…?」ところどころで作業の車が地道に一つずつガレキをどけていました。
被災したのは東北だけじゃなくて日本です。最適な支援の形はどういう形かは分かりませんが、私たちは何か出来る事をしなければいけません。自分達の経済活動、普段通りの自分たちの生活もモチロン大切です。だけど、それだけではいけないと思います。普段通りやろうとしても、普段通りの東北、普段通りの日本はないんです。行政にも限界があります。民間が、私たち「人」が、考え、動いて日本を救わなければいけない。そう強く思います。
今回支援に協力してくれたみなさん。(白馬/らっぴーさん、板屋クラフトさん、エバーグリーンさん、illy'sさん、ポンちゃん。大町/ずくなしプレスさん、風の森幼稚園さん他)ありがとうございます。自分達が運べる物はわずかですが、被災者の方は本当に喜んでくれました。山形のタカシ、仙台のナルミさん、シンペイさん、勇、MIT、伊藤くん、ありがとう。ぼくが被災地にいく事を許してくれている家族にもありがとう。放射能ははっきり言ってメチャクチャ怖いしイヤだけど、みんなで出来る事をやり続けよう。未来をつくりましょう。そしていい加減、今度こそ、原子力から抜け出そう。

gk

避難所 
 仙台市先に見える橋が高速道路
高速道路をこえた所 
 流れがたまった場所に車や瓦礫もたまる、海まではまだ1km以上ある
 こんな光景が何キロも続く
海まで200mぐらいの場所

2011/03/19

支援物資配送レポート(山形市)

317日、山形市に長野県各地で仲間と集めた物資をもっていって来ました。自分は中越沖地震の時に柏崎市の奥さんの実家にたまたま居合わせ「被災」に対する少しの経験があったので「きっと何か力になれる事がある」と考え、仲間と話し合って辿り着いた行動でした。今回の災害は冬の東北という事もあり、生き延びた方々の多くは未だに余震や寒さ、食糧難など、過酷な状況の中に居ます。
自分や周りの仲間は寒い場所での行動、過ごし方に多少の知恵と経験があり、Snowboarding を通して幾らかの影響力とネットワークを持っています。それを活かして、いま出来る事として、まず被災者の方が使えそうで僕らが使っていないウェアなどの防寒着や、マットなどキャンプ・グッズ類を集めました。
その集めた物資をどの様にして何処にもって行くかが大切なポイントですが、被災地からの少ない情報とそのエリアに居る仲間(比較的軽いとは言え、彼らも被災者です。協力本当にありがとう。)からの情報を頼りに、必要な場所を探し出し、配達の場所・方法を決めました。
もちろん「個人からの物資は受け取らない。」「衣類などは逆に困る。」など、ニュースや政府からのメッセージは知っていたし、この行動について賛否は分かれることも分かっていました。被災地で「迷惑な人」になること程最悪な事はありません。僕自身、今回の動きを「間違っていた。」とは思いませんが、これを「みんながやった方が良い」とも思っていません。同地への宅急便の受付が今日から始まったり、状況は刻一刻と変わるし、反対に被災地から自分のすむ街に被災者が避難して来る可能性も高まっています。だから、同じ様な動きをしている方、しようとしている方には、状況をよく見て、冷静に、臨機応変に行動する事(又は、しない事)を勧めます。

さて長くなりましたが、実際に山形市に物資を届けた僕たちの今回の報告を書きます。

積み込み仕分け作業が済んで、247(仁科正史)と大町市を出発したのは午前11時過ぎでした。「道はなるべく日本海側が良い」と言うことだったので、まず日本海・糸魚川へ向かい、そこから高速で胎内市まで北上。そこから下道で小国町、南陽市を通るルートで山形市に向かうことになりました。
山形市には長年の友人西田崇が居たので、変わっていく状況を聞きながら進みました。出発前にもっていた情報では、日本海側から山形市に入れるとのこと、比較的被害が少なかった山形市の市役所が被災地向けの物資を集めているという事でした。その段階では山形市への荷物の発送は無理だったので、その先(仙台市などでの受入)の情報が入らなければ、まずそこまででももって行く事にしました。もし情報が入れば(自分達の安全第一ですが)最長で仙台市まで(前日に山形市から車で行った友達の話も聞いていたので)行こうと思っていました。

"902"(snowboard shop)のマッキー・"Swell"(Band)のケイタ・Ever Green(ガイドカンパニー) のデイビッドから託された義援金を使って、オムツやマスク、生理用品などを買って、糸魚川から高速に乗りました。そして新潟市手前辺りで山形のタカシから「福島・宮城から1000人近い人が市内に避難して来る。」「ウェアなど防寒着必要。」という情報が入ったので、そこを今回の搬送先に決めました。
燃料は多くの場所で20Lまでと言う事だったので、非常用に20Lを積んだうえ、何カ所かでこまめに給油して、最後に胎内市で満タンに出来る所を見つけて113号で東へ向かいました。
19時過ぎに山形に到着し、タカシと合流して直ぐに現場のスポーツセンターに向かいました。受付で物資の置き場を聞いて車(Hi-ace)から満載の荷物を降ろすと、タカシもスポーツセンターの人もビックリの量でした。入口から一階降りたその置き場に、タカシ・247GKの三人で運んで約30分程かかりました。その途中、炊き出しのウドンを食べながら近づいて来たオバちゃんに声をかけられたので、なにげなく「何処から来たの?」と聞くと「南相馬から」と言う答えでした。僕は「長野県から物資を持って来たんだよ。」とか言えたらもしかしたらオバちゃんは喜んでくれたかも知れないけど、南相馬と聞いて完全に言葉を無くし、「家は」とか、「家族は」とか聞こうか迷った挙句「オバちゃん、無事でよかった。ね。」としか言えませんでした。オバちゃんは「ウドンが美味しい。」と言って笑いかけてくれました。荷物を運び終わって、体育館の中の様子をちょっとだけ見て、受付ヨコに貼ってあった避難者リストを見ると、今回最も被害が大きかった場所の一つ、南相馬市と相馬市からの避難者の方たちだと分かりました。たしかにそこに居たほとんどの方は、身につけているもの以外何も持っていない様子でした。「(使える物なら)どんな物でも助かります。」と言っていた職員さんの言葉がリアルに響きました。
仕事を終えて、タカシと別れて帰ろうとした時、入口近くにいた40代位の女性が話しかけてきました。
「ボランティアの方ですか?」
「いえ、物資を届けに来ました。」
彼女は深々と頭を下げ「ご苦労様です。ありがとうございます。」と言ってくれました。
「がんばって下さい。負けないで。」
そういって僕らはニッコリ笑って頭を下げ、その場を後にしました。
 
その避難所にはガス/電気/水道もあったし、夜は暖房もつくとの事でしたが、広いとはいえ仕切りもない体育館に600人(その後1000人に増える予定)、健康を保つのは簡単な事じゃないと思います。今日本には数十万人の人が同じような状況だったり、もっと過酷な状況の中過ごしています。これからもっと沢山の力が必要になります。支援のカタチは様々ですが、みんなの知恵、力、心を合わせてこの危機を乗り越えなければと思います。
電気とのつきあい方、自然(地球)とのつきあい方、人同士の繋がり、様々な大切な大切なことを考える機会だと思います。
僕らは今この世界を生きる人として、必要な物、要らないもの、やりたい事、やりたくない事、やるべき事を見極めて未来を(現在を)つくりましょう。

今回僕らは、必要な物を必要な人に届けられたと思います。しかし、自分や仲間たちの行動に対し否定的な意見もあるかとも思います。テレビでやるなと言っている事だったりするのでそれはある意味当然です。政府や、メディアを批判する気はありません。右も左も分からないコントロールの利かない人が、被災地に入ったら邪魔だと言うのも分かります。ただ、「被災」を経験した人間として、そこに物資が本当に要らないのか?人手が本当に全く必要ないのか?何となくですが、自分なりのビジョンをもっての行動です。だから、これを見て、「オレも。」的なノリでやろうと言う人はしっかり考えて行動して下さい。
突き動かされ、止める事の出来ない思いを持っている人を自分は止めようと思いません。
賛成の人も、反対の人も、しっかり自分の胸に聞いて未来に向かって行動して下さい。
後悔のない様に。

最後になりますが、急な呼びかけに協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
みんなのウェア/支援物資、そして僕たちに託してくれた思いは、沢山の人の手を通って無事被災者の方々に渡す事が出来ました。
集めて運んでくれたシン、タナ、ヒデバ、ナベさん、二郎ちゃん、ありがとう。
義援金をくれたケイタ、マッキー、ありがとう。
沢山の物資と義援金を提供してくれて、会社の車まで貸してくれたデイビッド。本当にありがとう。
一緒に行った247、現地で動いてくれたタカシ。ありがとう。
被災した人も、原発と闘う人も、ボランティアに行く人も、募金した人も、いつも通りがんばっている人も、避難した人も、まだ何もしていない人も、みんな応援してます。
本当の復興はまだまだこれから、自分に出来ることをやっていこうと思います。
がんばりましょう!

小松吾郎

2011/03/15

Home.

前回の投稿時は最高潮な感じでしたが、今は、今までに無く、最悪です。何を書いたら良いのか分からない。中越沖地震くらった時だいぶやられましたが、今回のはダブル、いやトリプルにヤバイです。
13日にキャンセル待ちで飛行機(千歳ー松本)に乗れて、家に帰れたのはラッキーでした。が、「助かった助かった。」と普段通りに過ごす事はもはや不可能です。危機です。
乗り越えてより良い世界を築いてゆくのは、生き残っている私たちのこれからですが、こんなカタチで世界が変わっていくって、残念です。悲しい…、悔しいとも言える。
だいたい、世の中にもともとなかったあんな危険を持つ原発を、「絶対必要」と言い切る世界観は進んでると言えるのか?


犠牲になった方々のご冥福を祈ります。
被災者の方々、身内の方々、負けないでください。
可能な限りのラブとピースを送ります。
まとまりなくてすいません。
無事な私たちは出来ることを1つずつ、がんばりましょう。


(P.S.  テリエは無事ノルウェイに帰れたようです。)

2011/03/10

Hokkaido

北海道に来ています。当たっています。パウダーセッション&面白セッション&試乗会として復活したルスツでのイベントMixed Nuts session から、岩見沢での北海道ローカル若手によるLIVE&Riding イベント"WAYA"に軽く参加。 そこからまさかのノーバインディングセッションwith アツシ(五明)&テリエ。次の日は一日キロロパウダーを滑って、昨日今日は2日間テリエ&ニセコローカルとのモイワフリーライディングセッションでした。ヤバ過ぎます。何故か今回そんな感じです。写真を撮るスキがなかなかありません。お見せできなくて残念ですが、テリエはクールでアツイッス。

2011/03/03

Mixed Nuts Session, 復活!?

突然ですが明後日からGK in 北海道。
で5日の日にルスツでイベントです。
試乗会もやります。
来れる人は是非。
Hand もあります。

GK

Hand 2 Party.

ヨコノリピープルが愛と自由を表現。
沢山の人達に支えられて出来た Free Magazine "Hand"
2号目のリリースパーティーはかなり盛り上がりました。
Replant crew, Outflow crew, Green Lab crew など local stylers & local friends はもちろん、
わざわざ遠くから足を運んでくれた人達も、みんなありがとうございました。
今回も喜んでくれて、そして楽しみにしてくれてて、本当、うれしかったです。
撮影で来てた Capita Crew (TJ Schneider,  Yuta Kiyohara 他)
Deeper crew(Jeremy Jones, Forrest Shearer, Josh Dirksen 他)も遊びに来てくれて、
かなり濃い、楽しいヨコノリパーティーでした。
来れなかった人もどこかで Hand (手渡し)させて下さい。ヤーマン。

Hand 2 Release party @ Sauce Hakuba

entrance   
                            
main room & bar


Replant boards

lounge

 lounge from 2nd floor /feat. DJ Yagi

 theatre room (2nd floor)

thanks.


 ちなみに"Hand 2" の表紙…
裏表紙…
見つけて下さい。声かけて下さい。


2011/02/25

Hand vol.2

昨年好評を得た、現場発信型 Free Magazine "Hand" のVol.2 が発表されます。
オフィシャル・リリースは2月27日日曜日です。
当日に白馬五竜 "Sauce" にてささやかなリリースパーティーをします。
Hand crew による DJ, Yone film のティーザー(予告編)の上映などを予定しています。
当日はMagazine "Hand" はもちろん、Hand スペシャルステッカーももれなくプレゼントです。
ちなみに名前の通りHand (手渡し)を基本としているので簡単には見つからないと思います。すごく欲しい人は是非遊びに来てゲットして下さい。

2011/02/24

New graphics.


by Asasashi


by Yen





by gk


Replant snowboards 2011-2012


来期より全てのモデルに全てのGraphic が選べる様になります。(Top sheet のみ)
 (=たとえば Radar に Selector graphic とかが出来るという事です。)


オーダーは時期は3回に別れています。
1st / 5月15日 → 9月15日 納品  ¥95,000(¥99,750)
2nd / 7月30日 → 11月30日 納品 ¥95,000(¥99,750)
3rd / 9月30日 → 12月30日 納品 ¥110,000(¥115,500)


基本の値段は¥95,000(¥99,750)ですが、3rd オーダーのタイミングは短期間で作るため値段が上がって ¥110,000 (¥115,500)となります。なので、出来れば2nd までにオーダーして下さい。
オプションで、信州の林・カラマツの間伐材からうまれた山喜エコ・コアを選ぶ事が出来ます(+¥6,000)。
ベース素材をシンタードベース(←メンテナンスしやすい)からグラファイト(←速い)に変える事も可能です(+¥10,000)。

560days + Replant blog = Replant days

勝手ながら新タイトル "Replant days" としてリニューアル・スタートする事になりました。
Replant snowboards の情報を中心に、面白くて役に立つ(?)情報をなるべく定期的に出せるようにがんばります。
よろしくお願いします。


gk

2011/02/20

Interstyle 展示会

横浜での展示会 Interstyle に出展してきました。
全国から沢山の人たちが来てくれました。ありがとうございます。
さて、ちょこっとその様子をレポートします。といっても展示会中は写真撮れてないので、その準備の様子をまず。


前日の準備の日は14時から21時まで作業が出来るので
15時ぐらいを目指してメンバー(GK、247、Shin、U39)で昼前に出発。
の予定が、大幅に時間を押しての出発…
+吹雪いてたり、道間違えたり、で
会場に着いたのは19時ちょうどです。
以下はそこからの様子です。

左の壁が247 右は U39


 山と、
 海(魚?)。


ここでタイムアップ。続きは明日。 
中華街も積雪3cm の大雪(?)


で、次の日。8時から会場オープンの10時まで作業オッケー。
9:00
9:01 
9:23 
10:02 
10:03 

Replant Booth @ Interstyle Yokohama 2011 

色んな人に会えて色んな話をして、ある意味で濃いヨコノリセッションが出来ました。
来てくれたみなさん。ありがとうございました。